●百聞は一見に如かず
読み(ひらがな)ひゃくぶんは いっけんに しかず。 |
意味あることを何度も、話で聞くよりも、自分の目で見るほうが、 よくわかるということ。 |
解説人から話で聞くよりも、その現場に行って、自分が直接、それを見るほうが、 確かに、そのことが、分かるという意味です。その由来は、漢書という古い書物の中にあり、 「反乱を起こした相手の国を、おさえようとした時、遠い相手国なので 現地の様子を直接見たいと申し出た」という故事よることわざのようです。 また、見るだけでなく、食べたり手で触ったりしてみることでも、同様の効果があると思います。 |
重要語の意味百聞=「ひゃくぶん」と読み、何回も聞くこと。 一見=「いっけん」と読み、一度だけ見ること。 如かず=「しかず」と読み、およばない。他と比べて悪い。 現場=「げんば」と読み、なにかをやっている実際の場所。 故事=「こじ」と読み、昔、本当にあった出来事。古くから言い伝わること。 |
いわれ(歴史)と重要度漢書(かんじょ)・趙充国(ちょうじゅうこく)。 重要度=☆☆☆ |
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