●箸にも棒にもかからぬ

読み(ひらがな)

はしにも ぼうにも かからぬ。

意味

作品などの出来ばえが、ひどくて、どうにも取り扱いようがないことのたとえ。また、 何ひとつとして、取り柄がないことのたとえ。

解説

このことわざは、例えば、何かを引っかけようとする時のことを例にあげて説明した言葉で、 短い箸を使っても引っかからないし、長い棒でも引っかからないような、全く手ごたえのない ことをたとえているのではないかと思います。ものの出来上がりの状態が、あまりにひどく 使い物にならないようなことを、たとえて言ってるようです。

重要語の意味

箸=「はし」と読み、食べ物をつかんで口に入れる時に使う短い2本の道具。  棒=「ぼう」と読み、箸より長く手で握り少し離れた場所のものを引っかけるまっすぐな木や竹など。  かからぬ=かからない。  かからない=引っかからない。  引っかける=ある物の先に別のものをかける。  出来ばえ=「できばえ」と読み、出来上がったときのようす。  取り扱い=「とりあつかい」と読み、取り上げて何かに使うこと。  取り柄=「とりえ」と読み、とても上手で役に立つところ。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク


[01]


.