●上手は下手の手本、下手は上手の手本

読み(ひらがな)

じょうずは へたのてほん、 へたは じょうずのてほん。

意味

下手な人が、上手な人を手本にするのは、当然のことだが、上手な人にとっては、 下手な人のやり方が、参考になることがあるという教え。

解説

最初の句、「上手は下手の手本」は、ごく当たり前のことですから、置いておき、 後半の部分について考えてみると。上手な人が下手な人のやっていることを見たり 聞いたりして、自分もこんな風にやっていないか、を考えさせられたり、それを やらない為には、何を注意すべきかなどを、知る材料になることが多い、ということかと思われます。 特に、芸に集中し、真剣に取り組むべき心構えを言ったことわざのようです。

重要語の意味

上手=芸をするのが、すぐれている。  下手=芸をするのが、うまくない。  手本=芸を練習するとき、基本となるもの。  芸=練習して身につけるもの。書、彫刻、絵画、 建築、舞踊(ぶよう)、演劇、音楽、詩、小説などの芸術と、スポーツなど。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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