●尻切れ蜻蛉
読み(ひらがな)しりきれ とんぼ。 |
意味物事が途中で切れて、完成していないこと。中途半端なこと。 |
解説物事の完成したものを前の部分と後の部分に分けた時、 その後の部分が欠けていることを言います。また、 何をやっても長続きしない人に対して皮肉のことばとしても使われるようです。 なぜ「とんぼ」なのかを調べてみると、「藁草履」と関係があることに気づきました。 「尻切れ」のことを「尻切れ草履」と言い、これは藁草履の後の半分がない草履です。 この「尻切れ草履」は「とんぼ草履」ともいうので、尻切れである「とんぼ草履」が、 「尻切れ蜻蛉」に変化したのだと思います。 とんぼ草履は、「あしなか」とも言います。 |
重要語の意味尻=「しり」と読み、動物の足のつけ根のあたりの丸みをおびた部分。後の方。 蜻蛉=「とんぼ」と読み、トンボ目の昆虫の総称。蚊などの害虫を食べる益虫。 物事=「ものごと」と読み、日常生活で利用する有形無形の一切のもの。 途中=「とちゅう」と読み、物事が終わらないで続いている間。 完成=「かんせい」と読み、欠けた所がなく全部でき上ること。充分であること。 中途半端=「ちゅうとはんぱ」と読み、物事がやりかけのままのこと。完成していないこと。 欠ける=「かける」と読み、あるべきものがない。 皮肉=「ひにく」と読み、相手の欠点などを遠まわしに言うこと。うわべだけであること。 藁草履=「わらぞうり」と読み、わらで作ったぞうり。 尻切れ=「しりきれ」と読み、@後のほうが切れていること。Aしりきれぞうりの略。 草履=「ぞうり」と読み、足の裏側だけを保護するようにしたはきもの。長い円形の部分に鼻緒をつけたもの。 藁=「わら」と読み、稲(いね)の実を取って茎を干したもの。 あしなか=「足半」と書く。長い藁草履に比べて丈夫であり足の裏に密着 するので、滑り止めとして武士や農民などが利用した。 |
いわれ(歴史)と重要度足半(あしなか)が転じたものか。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
スポンサードリンク