●ソル作品31の4

クラシックギター、ソルの練習曲、作品31の4、アンダンテです。【pn_sor05c】

演奏日記【2014/11/07】

超マイナーな曲ですが、心の奥まで沁み入ってくる曲です。 命の裏側にある、とても長く遠いむかしから受け継がれてきた、いくつもの憂いと悲しみ、そして、いくつもの命の重み、 その深さを感じさせてくれるような、とてもいい曲だと思います。

簡単そうですが、なかなか難しい曲です。まず、最初の左手の指使いが慣れていないので難しい。そして、 リズムも、符点が多く使われているので難しかった。19小節あたりから、さらに難しくなり、 特に、24と25小節は、左の指使いが難しいため、時間の遅れがあります。28から29小節へ移るところも、 難しいです。ここは、録音の時、間違えて演奏しましたが、続けて同じ個所を演奏し直して、後で、波形ソフト を使い、切り取り削除の編集を加えてあります(悪しからず)。難しかった個所は、19、24、25、27、29、31小節です。

チューニングは、変則バロックピッチです。練習期間は、1年と3カ月くらいです。曲の速さは少し遅めに演奏しています。 まだまだ、練習を続けてみる価値ある名曲だと思います。



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曲情報

【作曲者】
フェルナンド・ソル
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【調拍子名】
ロ短調、4分の2拍子

【楽譜】
ソルギター全集10、11ページ
ギター名曲170選・A、56ページ

【演奏者】
キタラン

【難易度】
難の中

【使用ギター】
ヤマハ、CG182S


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